雁皮などの靭皮繊維を原料にした紙で、鶏卵の殻のような淡黄色をしている襖紙です。独特の色合いを持った上質なものになります。手漉きのものを「本鳥の子」、機械で漉いたものを「鳥の子」といいます。紙によって値段が変わります。
鳥の子の普及品で、比較的低価格なものになります。鳥の子の肌合いを生かした無地もの、機械漉き模様や後加工による模様付けなど、種類が豊富です。一般住宅や集合住宅などによく使われています。
製紙から模様付けまですべて機械でつくられる安価なものになります。量産性と施工性の良さから賃貸住宅など使われることが多いです。・巾90cm×丈180cm のサイズ、1面の値段です。・両面張替の場合は2面になります。
ふすま紙に糸を織り込んでいるもので、表面に糸が凹凸として見えるものになります。無地から柄物まで豊富な種類があります。こちらも一般住宅などによく使われます。